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施工管理の1日

施工管理の仕事は、朝礼から終業時の巡回、そのあとの書類まで、一日の中で現場と事務所を行き来します。工種によって1日の流れはかなり違います。4つの例で比べてみましょう。

更新日 ・施工管理求人アース 編集部

以下は一般的な例です。会社・現場の規模・工程の時期(着工直後・躯体・仕上げ・竣工前)によって大きく変わります。

建築(ゼネコン・新築マンション)

例:入社5年目・工事主任

  1. 7:30
    現場事務所に出勤

    メール・当日の作業予定・天気を確認。打設日なら生コン工場と最終確認。

  2. 8:00
    朝礼・KY活動

    全業者が集まり、当日の作業・危険箇所・立入禁止区域を共有。体操のあと各業者でKY活動。

  3. 8:30
    現場巡回・品質確認

    前日の作業の出来を確認し、工事写真を撮る。鉄筋の配筋検査、型枠の寸法チェックなど。

  4. 10:00
    職長との打ち合わせ

    翌日以降の段取り、資材の搬入時間、揚重の割り当てを調整。

  5. 12:00
    昼休憩

    作業員と同じ時間に休憩。

  6. 13:00
    安全パトロール・昼礼

    午後の作業の確認。指摘事項はその場で是正。

  7. 14:00
    施工図のチェック・発注

    設備業者の施工図と、建築の納まりの取り合いを確認。資材の発注。

  8. 16:00
    定例会議(週1回)

    施主・設計者と、工程・設計変更・色決めなどを協議。

  9. 17:00
    終業時の巡回

    開口部・火気・仮置き資材の片付けを確認し、ゲートを閉める。

  10. 17:30
    日報・書類作成

    日報、写真の整理、翌日の作業指示書。

土木(公共工事・道路改良)

例:入社8年目・現場代理人

  1. 7:30
    現場に集合

    前日の雨量や地盤の状態、重機の点検状況を確認。

  2. 8:00
    朝礼・KY活動

    交通規制の範囲、重機の作業範囲、誘導員の配置を共有。

  3. 8:30
    測量・丁張りの確認

    掘削や盛土の高さ・位置の基準(丁張り)を確認。ICT施工なら3次元データと照合。

  4. 10:00
    出来形・品質の管理

    締固めの試験、舗装の厚さ、出来形の測定と写真撮影。

  5. 12:00
    昼休憩
  6. 13:00
    発注者との打ち合わせ

    監督員と、段階確認・設計変更・工程を協議。

  7. 15:00
    近隣・関係機関の対応

    通行規制の案内、地元への説明、警察・道路管理者との調整。

  8. 16:30
    片付け・交通規制の解除

    規制を解除し、夜間の安全設備(照明・バリケード)を確認。

  9. 17:00
    書類作成

    施工計画書・出来形管理図・工事写真の整理。公共工事は提出書類が多い。

設備(サブコン・空調衛生)

例:入社3年目・現場担当

  1. 8:00
    朝礼(ゼネコン主催)に参加

    元請の朝礼のあと、自社の職人と作業内容を確認。

  2. 8:30
    配管・ダクトの施工確認

    勾配・支持の間隔・保温の状態を確認し、写真を撮る。

  3. 10:00
    スリーブ・インサートの確認

    コンクリート打設前に、配管を通す穴の位置と数を図面と照合。

  4. 13:00
    ゼネコン・他設備との調整会議

    天井内の電気・空調・衛生の取り合いを調整。

  5. 15:00
    機器の搬入・据付の立ち会い

    空調機・ポンプなどの搬入ルートと据付位置を確認。

  6. 17:00
    施工図の修正・資材の手配

    会議の内容を施工図に反映し、メーカーへ発注。

リフォーム・内装(住宅・店舗)

例:入社2年目・工事担当

  1. 8:30
    事務所で段取りの確認

    担当する4〜6件の現場の、当日の職人・資材を確認。

  2. 9:00
    現場Aで着工の立ち会い

    近隣へのあいさつ、養生の確認、職人への指示。

  3. 11:00
    現場Bで中間確認

    下地の状態、施主の要望の変更点を確認し写真を撮る。

  4. 13:00
    施主との打ち合わせ

    設備の色・仕様の最終決定。追加工事の見積もり。

  5. 15:00
    現場Cで完了検査・引き渡し

    仕上がりを施主と一緒に確認し、使い方を説明。

  6. 17:00
    事務所で発注・見積もり

    翌週の現場の資材発注、新しい依頼の現地調査の予定を組む。

現場の立場ごとの役割

所長(現場代理人)

現場全体の責任者。工程・品質・安全・原価をまとめ、施主・設計者・本社との窓口になる。監理技術者を兼ねることも多い。

目安 1級施工管理技士、10年前後以上の経験が目安。判断力と、人をまとめる力。

工事主任・副所長

所長を補佐し、工区や工種ごとの工程・品質を受け持つ。職長と直接やり取りし、施工図や検査の中心になる。

目安 2級〜1級施工管理技士。5年前後の経験が目安。

現場担当(若手)

工事写真・安全書類・資材の受け入れ・測量の補助など。先輩について現場の流れを覚える。

目安 未経験から。19歳以上なら1級の第一次検定にも挑戦できる。

工務・事務

書類作成・写真整理・発注の事務などで現場を支える。現場の負担を減らす役割として増えている。

目安 建設業の事務経験、CADやパソコンの操作。