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後退してきたダンプトラックの死角に作業員が入りかけた

更新日 ・施工管理求人アース 編集部

どんな場面か

宅地造成の工事で、バックホウで掘った土をダンプトラックに積み込み、場内の仮置き場へ運んでいた。日が短くなり、作業の終わりごろは辺りが薄暗くなっていた。積み込み場所へ後退してきたダンプトラックの後ろに、丁張りを確かめていた若手の施工管理が近づいたが、誘導していた作業員が笛で合図して車を止めた。

起こりえたこと

後退してきたダンプトラックに接触するおそれがあった。

なぜ起きかけたか

  • ダンプトラックが後退する経路と、人が歩く通路を分けていなかった
  • 運転席から後ろが見えにくい死角があることを、作業班で共有していなかった
  • 日が短くなり、作業の終わりごろは薄暗くて人の姿が見えにくくなっていた
  • 丁張りの確認と土の運搬を、同じ時間帯に同じ場所で行う段取りになっていた

防ぐための対策

  1. ダンプトラックの走行経路と止まる位置を決め、人の通路とはバリケードなどで分ける
  2. 後退するときは誘導する作業員を決め、その合図を受けてから動かす決まりにする
  3. 測量や丁張りの確認は、運搬を止めている時間か、運搬経路から離れた場所で行う
  4. 薄暗くなる時間帯は反射材付きのベストを着て、積み込み場所に仮設照明を置く
  5. バックモニターや後退時の警報など、車両の装備が働いているかを作業前に確かめる

施工管理者が見るポイント

日が短くなる時期は、作業の終わりごろに人や車が見えにくくなる。朝礼で当日の運搬経路と誘導する人を共有し、測量や確認の作業は運搬と時間・場所が重ならないよう段取りする。

朝礼・KY活動で使うときの問いかけ

  1. 今日の作業で「ダンプトラックが後退する経路と、人が歩く通路を分けていなかった」状態になっていないか?
  2. 今日の作業で「運転席から後ろが見えにくい死角があることを、作業班で共有していなかった」状態になっていないか?
  3. 今日の作業で「日が短くなり、作業の終わりごろは薄暗くて人の姿が見えにくくなっていた」状態になっていないか?
  4. 今日の作業で「丁張りの確認と土の運搬を、同じ時間帯に同じ場所で行う段取りになっていた」状態になっていないか?
  5. この場面で、自分ならどこで手を止めて確かめるか?

場面を読み上げてから、この問いかけで作業班に考えてもらうと、自分の作業に引きつけて話し合えます。

この場面に出てくる用語

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