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子育てしながら施工管理は続けられる?育休・時短の制度と働き方の選び方

更新日 ・施工管理求人アース 編集部

結論から

子育てをしながら施工管理を続けている人はいます。育児休業や短時間勤務、残業の免除などは法律で決まった制度で、施工管理の仕事でも使えます。ただ、現場の朝の早さや工程の山場とどう折り合うかは会社や配属で大きく変わるため、早めに相談し、働き方の選択肢を知っておくことが両立の近道です。

両立が難しく感じやすい理由

施工管理の仕事は、朝礼に合わせて朝が早く、検査やコンクリート打設などの山場では帰る時間が読みにくくなります。現場が自宅や保育園から遠いと、送り迎えの時間に間に合わせるのも大変です。

また、現場には自分が担当している工程があるため、子どもの急な発熱で休むことに気が引ける人も少なくありません。こうした大変さは、本人の頑張りが足りないからではなく、仕事の進め方の特徴から生まれるものです。仕組みや配置を工夫することで、軽くできる部分もあります。

法律で決まっている主な両立の制度

育児と仕事の両立のための制度は、育児・介護休業法で決まっています。男女どちらも使える制度で、施工管理だから使えないということはありません。主なものは次のとおりです。

制度によっては、雇用の形や会社の労使協定によって対象にならない場合もあるため、細かい条件は会社の就業規則や厚生労働省の案内で確かめてください。

  • 育児休業:原則として子が1歳になるまで。一定の場合は最長2歳まで延長でき、父母ともに取る場合は子が1歳2か月になるまでの間に取れる。
  • 産後パパ育休:子の出生後8週間以内に、通算4週間(28日)まで。2回に分けて取ることもでき、1歳までの育児休業とは別に取れる。
  • 短時間勤務:3歳になるまでの子を育てる人は、希望すれば1日原則6時間の短時間勤務を使える。
  • 残業の免除:2025年4月から、請求できる対象が3歳未満の子から、小学校に入る前までの子を育てる人に広がった。
  • 子の看護等休暇:2025年4月から、小学3年生の修了までの子が対象になり、学級閉鎖や入園式・入学式などでも取れるようになった。

2025年10月から、3歳以降の働き方の選択肢が広がった

2025年10月からは、3歳から小学校に入る前までの子を育てる人のために、会社は「始業時刻の変更」「テレワーク等(月10日以上)」「保育施設の設置運営等」「養育両立支援休暇(年10日以上)」「短時間勤務制度」の5つのうち2つ以上を用意し、働く人はその中から1つを選んで使えるようになりました。

あわせて会社には、本人や配偶者の妊娠・出産を申し出たときなどに、勤務時間帯や勤務地、業務量などについて本人の意向を聞き、配慮することが義務づけられています。現場の配属や担当する工事の規模について希望があれば、このタイミングで伝えておくと話が進めやすくなります。

施工管理ならではの両立の工夫

制度があっても、現場の仕事を一人で抱えていると使いにくいものです。両立している人の多くは、制度とあわせて、担当する現場や役割の工夫をしています。どれが合うかは工種や会社によって違うので、上司と一緒に考えてみましょう。

家族や保育園、病児保育などの手配も、早めに選択肢を調べておくと安心です。すべてを自分だけで整えようとせず、職場と家庭の両方で頼れる先を少しずつ増やしていくことが大切です。

  • 自宅や保育園から通いやすい現場に配属してもらえないか相談する。
  • 一人現場ではなく、複数の担当者で見る現場に入れてもらう。
  • 工期が比較的短い工事や、改修・リフォームなど時間の見通しが立てやすい工事を担当する。
  • 積算・工務・安全や品質の管理など、内勤の多い役割に一時的に移る。
  • 急に休むときの連絡先や、代わりに立ち会える人を前もって決めておく。

今の会社で続けるか、移るかの考え方

今の会社で両立の前例がある、上司が相談に乗ってくれるという場合は、仕事の進め方や人間関係を一から作り直さなくてよい分、続けることにも大きな利点があります。まずは制度を使いたい時期と、希望する働き方を具体的に伝えてみましょう。

一方で、相談しても配属や働き方がまったく変わらない、制度があっても使える雰囲気がないという場合は、子育てしながら働きやすい会社に移る道もあります。転職先で制度をいつから使えるかは会社の規則によって違うため、応募の前に確かめておくと安心です。どちらが正解ということはなく、家族の状況と今後数年の見通しで決めてよいことです。

求人・面接で確かめたいこと

子育てとの両立を考えて会社を選ぶときは、制度が「あるか」だけでなく、施工管理の職種で「実際に使われているか」を確かめることが大切です。面接では聞きにくく感じるかもしれませんが、長く働くための大事な確認です。

  • 施工管理の社員で、育児休業や短時間勤務を使った人がいるか。
  • 年間休日の日数と、土日の現場の稼働や休みの取り方。
  • 配属される現場の範囲と、転勤や長距離の通勤があるか。
  • 一つの現場を何人で担当するか、急な休みのときに代わりの人がいるか。
  • 時短勤務などを使ったときに、担当する仕事や評価がどう変わるか。

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出典・参考

この記事は施工管理求人アース編集部が一般的な情報をもとにまとめたものです。個別の状況によって最適な選択は変わります。

よくある質問

男性の施工管理でも育児休業は取れますか?

取れます。育児休業や産後パパ育休は男女どちらも使える制度です。現場の工程との調整が必要になるので、取りたい時期がわかったら早めに上司に伝えておくと進めやすくなります。

短時間勤務だと現場の担当は外されますか?

会社や現場によって違います。複数の担当者で見る現場に入る、内勤の多い役割に移るなど、担当の仕方を変えて続ける例もあります。どんな働き方になるかは、使う前に上司と具体的に話し合っておきましょう。

妊娠中も現場に出て大丈夫ですか?

体の状態や作業の内容によって違うため、医師の指導を受けたうえで会社と相談してください。重い物を扱う作業や高い所での作業などは、早めに担当の変更を相談しておくと安心です。