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壁に立てかけた石膏ボードの束が倒れかけた

更新日 ・施工管理求人アース 編集部

どんな場面か

年末の引き渡しに向けて工程が詰まってきた事務所の内装改修工事で、搬入した石膏ボードを廊下の壁ぎわに立てかけて仮置きしていた。置き場が狭く、ボードを立てる角度が浅いまま重ねていた。作業員が隣のボードを1枚抜き取ったとき束が手前に傾きかけ、近くにいた職長が気づいて一緒に押さえ、壁に戻した。

起こりえたこと

倒れたボードの束が、近くで作業していた人に倒れかかったり、足もとに当たったりするおそれがあった。

なぜ起きかけたか

  • 仮置きの場所と置き方を前もって決めず、空いている廊下に立てかけていた
  • ボードを立てる角度が浅く、倒れ止めもしていなかった
  • 搬入が重なる時期で、その日に使う量より多くのボードを一度に運び込んでいた
  • 束の端から1枚ずつ抜き取る手順で、残りの重さのかかり方が変わることを意識していなかった

防ぐための対策

  1. 石膏ボードなどの板材は、決めた置き場に平置きするのを基本にする
  2. どうしても立てかけるときは、壁にしっかり寄せたうえで倒れ止めの措置をとり、通路に面して置かない
  3. 搬入はその日や翌日に使う量に分け、仮置きの量が増えすぎないようにする
  4. 取り出すときは束を手で押さえながら行い、ひとりで扱いにくいときは声をかけて二人で行う

施工管理者が見るポイント

搬入が増える時期は、資材ごとの置き場と置き方を工程に合わせて決め、搬入業者や職長と共有しておく。巡回では、廊下や通路に立てかけたままの資材がないかを見る。

朝礼・KY活動で使うときの問いかけ

  1. 今日の作業で「仮置きの場所と置き方を前もって決めず、空いている廊下に立てかけていた」状態になっていないか?
  2. 今日の作業で「ボードを立てる角度が浅く、倒れ止めもしていなかった」状態になっていないか?
  3. 今日の作業で「搬入が重なる時期で、その日に使う量より多くのボードを一度に運び込んでいた」状態になっていないか?
  4. 今日の作業で「束の端から1枚ずつ抜き取る手順で、残りの重さのかかり方が変わることを意識していなかった」状態になっていないか?
  5. この場面で、自分ならどこで手を止めて確かめるか?

場面を読み上げてから、この問いかけで作業班に考えてもらうと、自分の作業に引きつけて話し合えます。

この場面に出てくる用語

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